日本動物行動学会賞の性格と特徴

 日本動物行動学会賞(以下、動物行動学会賞)は、2つの特徴を持っています。
 1つは、よくまとまった1つの研究に与える賞であるという点です。ご存知のように,日本の学会賞の多くは、それまでの個人の研究業績全体を評価するものです。一方、動物行動学会賞はある一人の研究者の全業績を評価する賞ではありません。研究経験の長い研究者は、多数の異なるテーマについて業績をあげていることも多いでしょう。しかし、動物行動学会賞は、その中の1つのよくまったテーマに関するものだけを選考の対象とします。大胆不適な比較かもしれませんが、ノーベル賞と『同じような性格』と言えるかも知れません。
 もう1つの特徴は、受賞対象となる研究をした会員の経験年数や年齢を限った賞ではないことです。最初に述べた特徴と過去5年以内の発表という制限から、若手の研究者でも、多くの論文を既に発表しているシニアの研究者と対等に競い合えるものになっています。この点を上田前会長(動物行動学会賞創設時の学会長)は、『若手とシニアが同じ土俵で競う』と表現しています。実際に若手の研究者の研究に与えられたこともあり、より経験を積んだ研究者の研究が受賞したこともあります。

2013年12月10日 日本動物行動学会会長

日本動物行動学会賞 受賞者(敬称略)

2016年度

2015年度

2014年度

2013年度

2012年度

2011年度

2010年度



日本動物行動学会日高賞 受賞者(敬称略)

2016年度

2015年度

2014年度

2013年度

2012年度

2011年度

2010年度