日本動物行動学会は1982年に、日高敏隆京都大学理学部教授(当時)を初代会長として設立されました。ノーベル賞を受賞したローレンツやティンバーゲンが発展させたエソロジーの伝統を踏まえつつ、行動生態学、生理学、動物社会学、心理学、遺伝学、進化学、数理生物学など、動物の行動に関するあらゆる分野に開かれた学会です。対象となる「動物」も、虫、鳥、魚や、ヒトを含む哺乳類はもちろんのこと、パソコンにすむ人工生命まで含まれます。  学会大会を年1回開催しています。工夫をこらしたポスター発表を中心に、口頭発表、ビデオ発表、ラウンドテーブル、シンポジウムなどで、活発な討論が繰り広げられています。学会誌(英文学術雑誌)として、『Journal of Ethology』を年3回発行しています。この学会誌は2000年からはSpringer-Verlag社から出版されることになりましたが、編集はこれまで通り学会の編集委員会が行ないます。このほか、会員への通信として『Mailnews』を随時発行しています。  世界のトップレベルの研究を推進していますが、若い会員が多く、動物の行動に興味のある方なら誰でも楽しめる、格式張らない学会です。


NEWS

2016年度動物行動学会大会第35回大会について

第35回大会は2016年11月11日(金)から13日(日)の日程で新潟大学五十嵐キャンパスにて開催される予定です。詳細は大会サイトをご覧ください。
(06/10追記)参加・発表申込の詳細が掲載されました。

京都大学霊長類研究所・認知科学研究部門思考言語分野准教授公募のお知らせ

詳しくは、公募要項をご覧ください。

千葉県立中央博物館職員公募のお知らせ

自然系3名(鳥類・哺乳類・古脊椎動物の専門職員)の公募です。博物館の大庭照代さんから情報提供いただきました。

中央博物館には、鳥類標本の他 野鳥の鳴き声など生物音響資料も収蔵しております。 また、本館に隣接する野外観察地「生態園」は房総半島の自然を復元し、自然観察や 環境学習、生物多様性の理解に関わる活動を実施しています。野鳥観察舎もあります。詳しくはホームページをご覧ください。
とのことです。
受付期間:平成28年7月8日(金曜日)〜平成28年7月28日(木曜日)
1次選考:平成28年8月23日(火曜日)
2次選考:平成28年10月6日(木曜日)(予定)
詳細は、http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/bunkazai/saiyou/20160701_shokuin_saiyou.htmlをご覧ください。

新刊情報:

小山幸子会員による著書”Primer Effects by Murine Pheromone Signaling: Pheromonal Influences on Reproductive Conditions.”がSpringerBriefから発売されました。

http://www.springer.com/jp/book/9783319139326

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本書は、フェロモンによるプライマー効果に関する研究をまとめたもので、マウスでの研究を中心にまとめ、ヒトへの応用可能性についても言及した。嗅覚コミュニケーションの研究は、あまりに学際的で、全体を包括することは難しい。マウスの生物学、嗅覚コミュニケーションの行動学、嗅覚神経科学、匂いの分析化学/生化学、そしてマウスの遺伝子工学と挙げただけでもその学際性がわかるだろう。この本を書いていて私がもっとも望んだのはどちらの分野の人たちにも読んでもらってお互いの理解を深め、統合生物科学として嗅覚コミュニケーション研究がさらに大きく前進することだ。本書が、統合生物学としての嗅覚コミュニケーション研究を少しでも広める役割を果たしてくれることを切に望んでやまない。

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埼玉大学名誉教授町田武生先生による書評はこちら(http://www.ethology.jp/files/Koyama.pdf)。


大阪市立大学理学研究院自然誌機能生物学准教授または講師募集について

大阪市立大学から、脊椎動物を対象とする認知行動学、行動生態学、動物社会学分野対象の公募のお知らせがありました。詳しくは公募要項PDFファイルをご覧ください


日本動物行動学会NEWSLETTERの電子アーカイブ化に伴う著作権の委譲に関する告知とお願い

このたび日本動物行動学会では、1982年~2000年にNEWSLETTERに掲載された、過去の貴重な内容の記事を、本学会のホームページ上で一般に公開することになりました。これにともない、著作権についての確認とその委譲のお願いをしたく思います。

本学会のホームページに公開された記事の著作権は本学会に帰属することになるため、公開にあたっては、NEWSLETTERに掲載された記事などの著者からその著作権(複製権、公衆送信権を含む)の使用許諾または譲渡をしていただくことが必要となります。 2001年12月以降の記事についてはすでにホームページ上で公開されていますが、それ以前の記事は公開されておらず、著作権の使用許諾や委譲も明確にされていません。 こうした事情から、アーカイブ化を進めるにあたり、以前の著作についても著作権を本学会に帰属することに同意していただきたいと思います。本来であれば、該当の著者の皆様に「著作権の委譲手続き」をしていただくべきなのですが、この公告をもって著作権の譲渡をお願いする次第です。なお、これにより著作権が本学会に帰属いたしましても、現状と同じく著者自身の利用を妨げるものではありません。 また、会員のプライバシー保護のため、web版では会員異動や個人の写真などは掲載しません。

この件に関してご了承いただけない場合、あるいはご不明な点がある場合は、2016年5月8日(日)までに本学会事務局に文書または電子メールでご連絡ください。また、何らかの事情でこの件をお知りになる機会がなかった場合には、期限を過ぎても、あらためて個別にご相談させていただきます。ご連絡がない場合には、ご了承いただけたものとし、電子アーカイブとして公開する準備が整った段階で、記事を掲載させていただきたいと思います。なお、公開後であっても著者の皆様から記事取り下げの申し出があった場合には柔軟に対応させていただきますのでご連絡下さい。 皆さまのご協力をお願いいたします。

連絡先: 〒739-8528 東広島市鏡山1-4-4 広島大学大学院生物圏科学研究科(生物生産学部)水圏資源生物学研究室気付  日本動物行動学会事務局  (office.of.jet(AT)gmail.com)


2016年度日本動物行動学会賞ならびに日高賞候補者の募集開始

2016年度の両賞の候補者を募集します。詳しくは以下をご覧ください。

2016 年度 日本動物行動学会 学会賞ならびに日高賞公募に関する公示

日本動物行動学会賞・日高賞について

日本動物行動学会賞応募用書類(docファイル)

日本動物行動学会日高賞応募用書類(docファイル)


年会費納付状況改善のための会費納入期限に関する新方針について(ご協力のお願い)

先の東京大会での総会において、本学会の会費納付率の改善方策を期待するご意見がフロアから寄せられました。 これまでの会費未納者の取り扱い方針については「3年滞納のまま、4年度目を迎えたときに未納退会とする」というものでした。 この方針の下、会費滞納状況のままに長期に会員在籍となっている方が多数存在することが、会費納入率を低下させる一因でした。 会費未納の会員を長期間放置しておくことは学会の管理運営上好ましくありません。

そこで運営委員会で会員管理方針について慎重に協議し、以下のような新方針を2016年度から適用することとしました。

新方針(2015年12月17日運営委員会承認)
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会費を1年滞納のまま、2年度目を迎えた時に未納退会とする。
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詳しくはMailNews(184)をご覧ください。

2015年12月22日

日本動物行動学会 会長 中嶋康裕



2015年度日本動物行動学会賞の受賞者ならびに日高賞について

日本動物行動学会会長 中嶋康裕

2015年度 日本動物行動学会賞 受賞者

・区分(1)「動物の行動に関する新たな現象の発見」植松 圭吾氏
   昆虫社会における「おばあさん効果」の実証

2015年度 日本動物行動学会日高賞

・受賞者なし(応募者なし)

Journal of Ethology Editor's Choice 2015およびJournal of Ethology Editor's Choice Award 2015 (Journal of Etholgy論文賞)について

Journal of Ethology 編集委員会では厳正な審査の末、以下の6論文をEditor's Choice 2015として選定し、さらにそのなかの一編をJournal of Ethology Editor's Choice Award 2015(Journal of Etholgy論文賞)として表彰します。全ての論文に科学研究費「国際情報発信強化」によるオープンアクセス権(論文あたり2200ユーロ=約30万円を学会が負担します)を付与し、さらに論文賞には東京大会にて賞状を授与します。会員の皆様におかれましては優れた研究成果をJournal of Ethologyにどしどし投稿いただけるようお願いいたします。

Journal of Ethology 編集長 安井行雄


Journal of Ethology Editor's Choice Award 2015(Journal of Etholgy論文賞)
授与:賞状およびオープンアクセス権

Distance-dependent switching of anti-predator behavior of frogs from immobility to fleeing
by Nozomi Nishiumi, Akira Mori
Volume 33, Issue 2, pp 117-124, 2015


エディターズチョイス(授与:オープンアクセス権)

Paternal care behaviors of Japanese giant salamander Andrias japonicus in natural populations
by Sumio Okada, Yukihiro Fukuda, Mizuki K. Takahashi
Volume 33, Issue 1, pp 1-7, 2015

Guarding males of the hermit crab climb up algae to avoid male–male competition
by Takuma Kawaminami, Seiji Goshima
Volume 33, Issue 1, pp 25-33, 2015

Conditional discrimination in Octopus vulgaris
by Koji Tokuda, Reiji Masuda, Yoh Yamashita
Volume 33, Issue 1, pp 35-40, 2015

Rapid development of tool use as a strategy to predate invasive land snails
by Márcio A. Efe, Fábio Nunes de Paiva, João Marcelo Holderbaum, Richard J. Ladle
Volume 33, Issue 1, pp 55-57, 2015

Object play in thick-toed geckos during a space experiment
by Valerij Barabanov, Victoria Gulimova, Rustam Berdiev, Sergey Saveliev
Volume 33, Issue 2, pp 109-115, 2015


歴代の役員等の公開

過去の役員等のリストを公開しました。

訃報

本学会の会長、副会長を務められた、伊藤嘉昭さんが5月15日に肝不全のため亡くなられました(85歳でした)。ご冥福をお祈りします。

ご遺族の意向で、葬儀は、近親者のみですでにとり行われたそうですが、生前親しかった人を中心にして、後日、「お別れ会」を開く計画があるとのことです。

シュプリンガー・ジャパンからJournal of Ethology電子ジャーナルサイト移行のお知らせ

Journal of Ethologyの電子版のプラットフォーム、SpringerLinkが、この秋、新しく生まれ変わります。
新しいSpringerLink(link.springer.com)は、さらに快適にご利用いただけるよう設計されており、アクセススピードも改善され、より速くコンテンツをお探しいただけます。

【会員アクセスについて】
動物行動学会の会員の皆さまには、個々にトークンを使ってアクセスのためのご登録をいただいておりますが、既存のSpringerLinkのアカウント情報が新SpringerLinkに引きつがれないため、新たに設定いただく必要がございます。その手続きにつきましては、まもなく学会から送付される案内(トークンと説明書:メールアドレスをお知らせ頂いている方にはメールにてお送りします)をご覧ください。
新しいサイトが利用可能になるまでは、既存のサイトをご利用いただくことが可能です。新SpringerLink(link.springer.com ) の右上部に "Access old SpringerLink"と表示されており、クリックすると旧SpringerLink ( www.springerlink.com ) のトップ画面に遷移します。

【プラットフォーム移行に伴うご注意】
旧SpringerLinkの個人アカウント情報(ユーザ名、パスワード、パーソナライズされたSaved Items, Favorite,Order History)は、残念ながら新SpringerLinkへ移行されません。

お手数ですが、新SpringerLinkにて新たにアカウントを設定してください。旧SpringerLinkでPay-Per-View(個人利用での論文ダウンロード)で購入されたコンテンツは、ご自分のローカルPC内に保存されることをお薦めします。

詳しくは、シュプリンガー・ジャパンのホームページ内の案内をご覧ください。
>>SpringerLink

なお日本動物行動学会では,シュプリンガーにJournal of Ethology の発行を委託しております。
システムについても事務局で管理しているものではありませんので、ログイン等操作やアクセスの詳細のお問い合わせについては事務局では対応できません。シュプリンガーへ直接お問い合わせください。

シュプリンガー・ジャパン
編集部(ライフサイエンス)
102-0073 東京都千代田区九段北一丁目
11番11号第2フナトビル
Tel (ダイアルイン) 03-6831-7063
Tel (編集部) 03-6831-7007
Fax(編集部) 03-6831-7008

会員による、Journal of Ehologyへのアクセス方法について

アクセス方法は以下のとおりです。
(1)毎年、会費納入を確認後、学会から会員のメールアドレスに電子ジャーナルのアクセス方法の案内が送られています。個人情報の関係上、毎年、アクセス方法のご案内を送りますので更新してください。

(2) 案内を紛失してしまった場合には以下にお問い合わせ下さい。
問い合わせ先
(株)土倉事務所内 日本動物行動学会 会員管理担当
(aei04761(at mark)nifty.com、(at mark)を@に置き換えてください)宛に問い合わせて下さい。

MailNewsメールアドレス登録のお願い

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メールアドレス登録方法

タイトルを動物行動学会会員メールアドレス登録とし、氏名とメールアドレスを本文に記したメールを、(株)土倉事務所内 日本動物行動学会 会員管理担当(aei04761(at mark)nifty.com、(at mark)を@に置き換えてください)宛に送付してください。
メールアドレスを変更する際も同様です。



ご意見・ご質問等、お問い合わせは坂井陽一事務局長(office.of.jet(AT)gmail.com)まで