日本動物行動学会 第29回沖縄大会

日本動物行動学会
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公開シンポジウム

「動物行動学ってなに? 島の生きもののふしぎ」

公開シンポジウム 「動物行動学ってなに? 島の生きもののふしぎ」 動物の面白さはその動きにあります.そんな動物行動に研究の焦点を当てた学会である日本動物行動学会29回大会がこのたび沖縄では初めて開催されます.生物多様性の宝庫である沖縄では,天然記念物などの珍種ではなくても,身近にいるふつうの生き物が行動研究のこのうえない材料になっています.そこで沖縄の生物を材料に動物行動研究の第一線でさまざまな切り口から活躍されている皆さんを迎え公開シンポジウムを企画しました.この機会に一般市民の皆さんも「動物行動の科学」を楽しんでいただければと希望します.

場所

  沖縄県男女参画センター てぃるる 大ホール [1F]

日時

  2010年11月20日 [土曜日]  13:00-16:00 [開場12:30]

講演者

  「沖縄の野生化グッピー ~ 外来種,でもすごい材料」
    狩野 賢司 ・ 佐藤 綾 (東京学芸大学)
  「派手なメスはオスにもてない?!シロオビアゲハのベイツ擬態のなぞ」
    畑野 俊貴 ・ 辻 和希 (琉大・農)
  「ナゲナワグモの狩りの秘密: 糸,匂い,聴覚」
    宮下 直 (東大・農) ・ 佐川 広之 (福島県)
  「海の賢者の社会をのぞく - イカにみる私と貴方」
    池田 譲 (琉大・理)
  「右利きのヘビと左巻きのカタツムリ」
    細 将貴 (東北大・生命科学)
  「最新技術で探る ”ウチナンチュ”」
    木村 亮介 (琉大・亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構)

日本動物行動学会は故日高敏隆京都大学教授(当時)を初代会長として1982年に設立され, ノーベル賞を受賞したローレンツやティンバーゲンが発展させたエソロジー(行動学)の伝統を踏まえつつ, 行動生態学, 生理学, 動物社会学, 心理学, 遺伝学, 進化学, 数理生物学など, 動物の行動に関するあらゆる分野を含む学会です. 大会は参加者に相互の情報交換, 発表の場を提供することを目的としています.

参加申し込み

  参加申し込みは不要です. 大会参加登録されていない方々も自由に入場できます.奮って御来聴ください.

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