日本動物行動学会は1982年に、日高敏隆京都大学理学部教授(当時)を初代会長として設立されました。ノーベル賞を受賞したローレンツやティンバーゲンが発展させたエソロジーの伝統を踏まえつつ、行動生態学、生理学、動物社会学、心理学、遺伝学、進化学、数理生物学など、動物の行動に関するあらゆる分野に開かれた学会です。対象となる「動物」も、虫、鳥、魚や、ヒトを含む哺乳類はもちろんのこと、パソコンにすむ人工生命まで含まれます。  学会大会を年1回開催しています。工夫をこらしたポスター発表を中心に、口頭発表、ビデオ発表、ラウンドテーブル、シンポジウムなどで、活発な討論が繰り広げられています。学会誌(英文学術雑誌)として、『Journal of Ethology』を年3回発行しています。この学会誌は2000年からはSpringer-Verlag社から出版されることになりましたが、編集はこれまで通り学会の編集委員会が行ないます。このほか、会員への通信として『Mailnews』を随時発行しています。  世界のトップレベルの研究を推進していますが、若い会員が多く、動物の行動に興味のある方なら誰でも楽しめる、格式張らない学会です。

学会誌Journal of Ethologyはエディターズチョイス論文の紹介ビデオを作っています。

NEWS

2023年度日本動物行動学会賞・日高賞について

2023年度の日本動物行動学会賞は,以下の2名に決定されました(2023年9月20日運営委員会承認)。

区分(1)動物の行動に関する新たな現象の発見

矢代 敏久 氏
「シロアリにおける繁殖様式の多様化とその要因に関する研究」

区分(2)動物の行動に関する新たな理論の構築あるいは既存の理論の発展

河端 雄毅 氏
「幾何学モデルによる動物の逃避方向の理論的説明」

なお、本年度の日高賞への応募はありませんでした。

お知らせ:日本動物行動学会第42回大会において、授賞式と受賞記念講演を予定しております。是非、ご参加ください。

日本動物行動学会第42回大会の申し込み開始

2023年11月3日(金)〜11月5日(日)に京都大学理学部で開催される日本動物行動学会第42回大会の発表申し込み・参加申し込みを開始しました。

https://jes42.super.site/

締め切りは発表申し込みが9/15、参加申し込みが10/25です。
11月の京都は宿泊施設が大変混みあいますので、お早目の計画および宿の手配をお願いします。

実行委員長 平田聡(京都大学野生動物研究センター)

日本動物行動学会第42回大会のウェブサイト公開開始

2023年11月3日(金)〜11月5日(日)に京都大学理学部で開催される日本動物行動学会第42回大会のウェブサイトを以下のURLで公開しました。

https://jes42.super.site/

参加・発表申し込みは6月上旬に開始し、9/15に発表申し込みの締め切り、10/25に参加申し込みの締め切りを予定しています。
今回は発表形式として新しい試みを行います。詳しくは上記ウェブサイトをご覧ください。

実行委員長 平田聡(京都大学野生動物研究センター)

2023年度動物行動学会賞・日高賞公募のお知らせ

2023年度動物行動学会賞・日高賞の公募がはじまりました。締め切りは6月24日(金)です。ふるって御応募ください。

応募書類の書式ファイルは以下からダウンロードしてください。【行動学会賞】 【日高賞】

日本動物行動学会第42回大会のお知らせ

来年の日本動物行動学会第42回大会は、以下の要領で開催される予定です。

日程:2023年11月3日(金)〜11月5日(日)
会場:京都大学理学部
大会実行委員長:平田聡

皆様のご参加をお待ちしております。

次期役員選挙(任期2023年度〜2024年度)結果報告

事務局長の小田です。次期役員選挙の結果について、以下のとおり報告いたします。

投票開始日:2022年8月22日(月)
投票締切:2022年10月1日(土) 23:59 (JST)
開票日:2022年10月2日(日)
選挙管理委員長:相馬雅代(北海道大学)

会長選挙

有権者数: 371名 投票者数:159名 (投票率 42.86%)
投票総数: 159票 (有効投票数 157票 白票数2票)

新会長 中田兼介(京都女子大学)

運営委員選挙

有権者数: 371名 投票者数:159名 (投票率 42.86%)
投票総数: 1590 票 (有効投票数 1320票 白票数 270票)

次期運営委員
辻和希 (琉球大学)
宮竹貴久(岡山大学)
相馬雅代(北海道大学)
細将貴(早稲田大学)
安房田智司(大阪公立大学)
工藤慎一(鳴門教育大学)
粕谷英一(大阪公立大学)
狩野賢司(東京学芸大学)
森哲(京都大学)
立田晴記(九州大学)

辻会長からの新会長就任の挨拶

新会長就任の挨拶

中嶋前会長からの退任のご挨拶

退任のご挨拶

会員による、Journal of Ehologyへのアクセス方法について

アクセス方法は以下のとおりです。
(1)毎年、会費納入を確認後、学会から会員のメールアドレスに電子ジャーナルのアクセス方法の案内が送られています。個人情報の関係上、毎年、アクセス方法のご案内を送りますので更新してください。

(2) 案内を紛失してしまった場合には以下にお問い合わせ下さい。
問い合わせ先
(株)土倉事務所内 日本動物行動学会 会員管理担当
(aei04761(at mark)nifty.com、(at mark)を@に置き換えてください)宛に問い合わせて下さい。

MailNewsメールアドレス登録のお願い

動物行動学会の会員向けメールマガジンであるMailNewsを受け取られていない会員はメールアドレスを登録してくださるようお願いします。

メールアドレス登録方法

タイトルを動物行動学会会員メールアドレス登録とし、氏名とメールアドレスを本文に記したメールを、(株)土倉事務所内 日本動物行動学会 会員管理担当(aei04761(at mark)nifty.com、(at mark)を@に置き換えてください)宛に送付してください。
メールアドレスを変更する際も同様です。



報道関係・企業の方のご質問、お問い合わせは広報委員会(PR(AT)ethology.jp)まで
その他の方のご意見・ご質問等、お問い合わせは事務局(office.of.jet(AT)gmail.com)まで