行動学会 MailNews (19) 2 December 2002  行動学会 MailNews は日本動物行動学会の会員向けに不定期に発行されるメー ルマガジンです。今号は先日の第21回大会に参加申し込みをなさった方にも配送 しています。 *****************************************************************           CONTENTS ・第21回大会ポスター賞受賞者の発表 ・第21回大会 報告 (参加者数、忘れ物など) ・次期正副会長、運営委員 ・次回大会 ***************************************************************** ・日本動物行動学会第21回大会ポスター賞: 選考結果  本大会では大会参加者によるポスターコンテストを開催しました。大会参加者 の皆様には多くのご投票をいただきました(有効投票者数51名)。11月4日16:20 から大会実行委員会を開き、投票結果に基づきポスター賞を下記のとおり決定し ました。なお、最多得票の「逆さまに網にとまるクモの逆さまの網」を最優秀ポ スター賞としました。  最優秀ポスターは、大会のHP: http://www.rikkyo.ne.jp/grp/jec2002/ でご 覧いただくことができます。                   日本動物行動学会第21回大会実行委員会      最優秀ポスター賞 30 逆さまに網にとまるクモの逆さまの網 ○中田兼介(長崎総科大・人間環境)・Samuel Zshokke (Univ. Basel)      ポスター賞(プログラムの番号順) 2 トビイロシワアリコロニーの血縁構成と生息地環境−攪乱の多い地域の場合− 真田幸代(岡山大・農・動物集団生態学) 4 アシナガバチにおける母巣の放棄とワーカーの他巣への移動 ○熊野了州(北海道大学・農・動物生態)・粕谷英一(九州大学・理・生態) 15 オサムシの精包置換とP2値−マイクロサテライトによる解析− ○高見泰興(京大・生態研センター) 21 ミツボシツチカメムシの雌親は産卵前の餌環境によって栄養卵投資を調節する ○工藤慎一(鳴門教育大・学校教育・生物)・仲平太一(北大・農・昆虫) 67 ナンヨウミドリハゼの野外における社会行動 ○関家友子・狩野賢司(東京学芸大・生物) 79 ジュウシマツの歌の要素音は脳内でどのように符号化されているのか? ○中村耕司(千葉大・文・行動科学,学振PD)・岡ノ谷一夫(千葉大・文・行動 科学,科学技術振興事業団さきがけ21) 81 キンカチョウの求愛歌とメスの“あいづち” ○田村純(千葉大・文・行動科学)・池渕万季(東京大・総合文化・認知行動) ・岡ノ谷一夫(千葉大・文・行動科学,科学技術振興事業団) 89 カラス探餌方略の実験的分析−室内視覚課題− ○草山太一(慶応大・心理,日本学術振興会)・森下英美子(東京大・生物多様 性)松原 始(京都大・動物行動)・樋口広芳(東大・ 生物多様性)・山岸哲 (山階鳥研)・渡辺茂(慶応大・心理) 139 ポケットベルの振動で牛を餌場に誘導可能か? ○瀬尾哲也・高橋悟・辻歓子・柏村文郎(帯広畜産大) ***************************************************************** ・第21回大会 報告  第21回大会は下記のように盛会のうちに終了しました。参加いただいた皆様あ りがとうございました。  当面、プログラムと要旨、ならびに、最優秀ポスター賞のポスター大会の HP: http://www.rikkyo.ne.jp/grp/jec2002/ でご覧いただくことができます。 ○参加者数     353人(うち当日申込み参加:108人)  この他に公開シンポジウムなどのみの参加者もいらっしゃいます。 ○公開シンポジウム 「動物行動学と理科教育:行動を教科書から消すな!」 ○ラウンドテーブル   2件 ○ポスター発表   140件  ○映像発表      11件 ○下記の拾得物を預かっております。心当たりのかたは、大会事務局 <(Web公開用に省略)>にご連絡下さい。 1.えんじ色のマフラー(A会場での忘れ物) 2.えんじ色の眼鏡ケース(Dancing Dancingと表面に書いてある) ***************************************************************** ・次期正副会長、運営委員  先日の選挙で来年からの次期会長と運営委員が選ばれ、互選により次期副会長 が決定しました。 ○次期会長:   長谷川眞理子 ○次期副会長:  粕谷英一 ○次期運営委員: 粕谷英一、上田恵介、桑村哲生、辻 和希、岡ノ谷一夫         河田雅圭、近 雅博、長谷川寿一、今福道夫、宮竹貴久 ***************************************************************** ・次回開催地  次回、第22回大会は北海道の予定です。会期は少し早めて10月下旬ごろが予 定されています。 ****** end of Japan Ethological Society MailNews (19) ********** 連絡先メールアドレス等はWeb公開用に省略しています。 お知りになりたい方は京都女子大学中田兼介まで(中田のメールアドレスはトップページにあります)