行動学会 MailNews (129) February 23 2013 行動学会 MailNews は日本動物行動学会の会員向けに不定期に発行されるメール マガジンです。 *************************************************************           CONTENTS ・2013年度 日本動物行動学会 日高賞ならびに学会賞公募に関する公示 ************************************************************* 2013年度 日本動物行動学会 日高賞ならびに学会賞公募に関する公示  日本動物行動学会賞は、動物行動学分野で現在優れた研究を研究者のキャリア を問わず表彰することによって,動物行動学のいっそうの活性化を図ることを目 的として設けられました。1つの内容と見なせる良くまとまった数本あるいは単 一の論文からなる業績が対象です。  また、日本動物行動学会日高賞は、動物行動学の普及など社会との橋渡しにお ける、優れた仕事を表彰するものです。日高賞は、本学会の初代会長でもある故 日高敏隆氏が動物行動学の発展に果たした役割を記念して名付けられました。過 去の受賞者は当学会のウェブサイトをご覧ください(http://www.ethology.jp/prize.html?5)。  詳細は、学会賞細則をご覧ください。  2013年度の日本動物行動学会賞ならびに日本動物行動学会日高賞の候補者推薦 を以下のように受け付けています。日本動物行動学会員のみなさまに積極的な推 薦を呼びかけるものです。推薦は自薦・他薦のいずれでもかまいません。 推薦締め切り 2013年4月30日 受賞者決定 2013年8月頃 授賞式 2013年11月(広島大学における学会大会において) 推薦は、推薦に必要な書類を、日本動物行動学会事務局まで、電子メールある いは郵送にて送付することにより行なわれるものとします。郵送の際は、 当日 消印有効とします。 注)日本動物行動学会賞の対象は、1つの内容と見なせる良くまとまった数本 あるいは単一の論文からなる業績です。また、日本動物行動学会賞の区分(学 会賞細則第2条第1項)のうち、「(1)動物の行動に関する新たな現象の発 見」には、比較法(種間比較)でデータ解析をして結論を導いた業績も含まれ ます。 推薦に必要な書類は以下の通りです。 (1)推薦理由書 指定の書式による (2)被推薦者の履歴書(様式自由) (3)受賞対象となる業績のリスト,および別刷など業績内容を確認できるも の。なお、業績の中に連名のものがあるときは、応募について共著者の了解を得 ているものとする。 他薦の場合は、以上に加え、被推薦者が推薦されることを承諾していることを 示す書類も必要です。 <参考 日本動物行動学会学会賞細則> 日本動物行動学会学会賞細則 第1条 本細則は日本動物行動学会賞(以下、学会賞)ならびに日本動物行動学 会日高賞(以下、日高賞)について、必要な事項を定める。 第2条 1 日本動物行動学会賞は、以下の各項目のいずれかにおける顕著な業績に対し て、日本動物行動学会会員(以下、本学会員)に与える。業績は、選考の時点で 原則として過去5年以内に学術誌などに公表されたものとする。 (1)動物の行動に関する新たな現象の発見、(2)動物の行動に関する新たな 理論の構築あるいは既存の理論の発展,(3)動物の行動を研究する新たな方法 の開発あるいは既存の方法の改良 2 日本動物行動学会日高賞は、動物行動学の普及など社会との橋渡しにおける 顕著な業績に対して、本学会員に与える。業績は、選考の時点で過去10年程度以 内に学術誌や一般書,その他マス・メディアなどを通じて公表されたものなどと する。 第3条 1 日本動物行動学会賞の受賞者は、第2条第1項の各項目について、原則とし て毎年1名以内とする。 2 日本動物行動学日高賞の受賞者は、原則として毎年1名以内とする。 第4条 学会賞ならびに日高賞の受賞候補者は、本学会員により推薦された者の 中から、日本動物行動学会賞選考委員会(以下、選考委員会)が選考する。推薦 は自薦または他薦のいずれでもよい。推薦は定められた資料の提出をもってなさ れるものとし、推薦者は選考委員会の求めに応じて必要な資料を提出しなければ ならない。 第5条 選考委員会は5名の選考委員で構成される。選考委員は、本学会員より 運営委員会が指名し、任期は2年とし,再任を妨げない。選考委員会の委員長は 委員の互選により選出する。 第6条 選考委員会は、被推薦者の中から受賞候補者を定め、選考理由を付して 運営委員会に報告する。受賞候補者がない場合も理由を付して運営委員会に報告 する。 第7条 選考委員が被推薦者となった場合,選考委員から外れるものとする。ま た、選考委員は、学会賞ならびに日高賞について推薦を行なうことができない。 第8条 受賞候補者は、運営委員会の承認により受賞者として決定される。 第9条 授賞式は、原則として本学会大会にて行われるものとする。 第10条 この細則の改正には運営委員会の決議を要する。 付則 2010年に授賞される学会賞ならびに日高賞についての選考委員の任期は、 第5条にかかわらず1年とする。 日本動物行動学会学会賞細則 付則に以下を付け加える 第5条にかかわらず、2013年ならびに2014年を任期とする選考委員を指名する際 には、2011年ならびに2012年を任期とする委員5名のうち2名を2013年で任期が 終わる委員として再任する。 2013年2月22日 日本動物行動学会会長 粕谷英一 ****** end of Japan Ethological Society MailNews (129) **********