行動学会 MailNews (100) July 5 2011 行動学会 MailNews は日本動物行動学会の会員向けに不定期に発行されるメール マガジンです。 *************************************************************           CONTENTS ・第16回 生態学琵琶湖賞授賞式および記念講演開催について ************************************************************* 第16回 生態学琵琶湖賞授賞式および記念講演開催について 生態学琵琶湖賞は、水環境に関連する生態学およびその周辺分野における 50歳未満の優れた研究者に贈られる賞です。滋賀県によって1991年に創設 され、第15回より日本生態学会が実施主体となりました。 厳正な選考の結果、岩田久人氏および沖大幹氏が受賞されました。 以下の日程で、授賞式および受賞記念講演(無料)を行いますので、 ふるってご参加ください。 *第16回生態学琵琶湖賞記念講演チラシは以下のURLから  http://www.esj.ne.jp/esj/biwako/16th.pdf (詳細は生態学会HP http://www.esj.ne.jp/からもご確認いただけます) 日時:2011年7月10日(日) 10時半〜12時 場所:ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センター 305会議室    大津市におの浜1丁目1番20号 TEL077-527-3315   (交通アクセス:JR膳所駅から徒歩約12分、           京阪電車石場駅から徒歩約5分) 表彰式: 挨拶 運営委員長・滋賀県知事 選考経過報告 選考委員長 表彰 滋賀県知事 来賓挨拶 記念講演会: 受賞者 岩田久人氏(愛媛大学沿岸環境科学研究センター 教授)  講演 「環境汚染物質と野生動物 −リスクを評価する方法−」 受賞者 沖大幹氏(東京大学 生産技術研究所 教授)  講演 「地球をめぐる水と水をめぐる人々」 祝賀会: ピアザ淡海7階にて開催 (会費2500円) 講演会参加希望の方は 日本生態学会 琵琶湖賞担当 (Web公開用に省略) まで、お名前・所属・ 連絡先メールアドレスをお知らせください (当日参加も受付けます)。 また、祝賀会へ参加希望の場合は7/6(水)までに必ず お申し込み下さい。 −−−−− 【受賞講演要旨】 受賞者 岩田 久人 氏 (愛媛大学沿岸環境科学研究センター 教授)  講演 「環境汚染物質と野生動物 −リスクを評価する方法−」  野生動物の個体数減少や奇形発生の原因として、化学物質による環境汚染 の影響が指摘されています。化学物質のリスクを評価することは、野生動物 の試料が容易に手に入らないことや化学物質に対する感受性が種によって違 うことから、現在でも難しい課題です。しかしながら、私たちの研究によっ て、細胞内受容体や異物代謝酵素の機能を調べることで、その評価を可能に する道が見えてきました。講演では、ダイオキシン類のリスク評価に関する 最近の成果について報告します。 受賞者 沖 大幹 氏 (東京大学 生産技術研究所 教授)  講演 「地球をめぐる水と水をめぐる人々」  水は、生物としてのヒトの生存に不可欠であるのみならず、健康で文化的 な生活を維持するためにも、そして、日々摂取する食料の生産のためにも大 量に必要です。現代の豊かな我々の生活は、どういう地域のどんな水源の水 に支えられているのでしょうか。そして、その水源は持続可能なのでしょう か。  人工衛星からの遠隔測定や、数値シミュレーション技術などによって、 明らかになってきたその実態と今後の見通しを紹介します。 +〜〜〜∞〜〜〜∞〜〜〜∞〜〜〜∞〜〜〜+  日本生態学会事務局 〒603-8148  京都市北区小山西花池町1-8 Tel&Fax 075-384-0250 E-mail (Web公開用に省略) URL http://www.esj.ne.jp/ +〜〜〜∞〜〜〜∞〜〜〜∞〜〜〜∞〜〜〜+ ****** end of Japan Ethological Society MailNews (100) ********** 連絡先メールアドレス等はWeb公開用に省略しています。 お知りになりたい方は京都女子大学中田兼介まで(中田のメールアドレスはトップページにあります)